雑誌『からだにいいこと』2015年7月号 (5月16日発売 掲載ページP74~75)
特集『ヨーグルトで体の中から潤うことが大事!』に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。
今回は特に夏に起こりやすい肌トラブルについて解説しています。
夏は肌がベタつき乾燥しないと思われがちですが、年間を通して皮脂の分泌量はほとんどかわりません。汗をかいていることで潤っているような感覚になりますが、逆に汗が乾くときに角質の水分も一緒に蒸発して失われています。さらに心配なことは、現代女性がエアコンやストレス、便秘などによりますますドライスキンにつながりやすい環境下であるということです。水分量が減少したお肌は、バリア機能が低下し、外部刺激の影響を受けやすく、皮膚炎のリスクが高まります。
これから暑さが本格化すると紫外線、寝不足、食生活の乱れなど、バリア機能が低下する要因が増えてきます。
そこで肌の外側からの保湿だけではなく、体の中から潤いケアをすることが大切です。このところ美肌のために注目されている食品が"コラーゲンペプチド""ミルクセラミド"を含んだヨーグルト。実際の研究で"コラーゲンペプチド""ミルクセラミド"を4週間摂取した女性は腸内環境が改善し、肌の水分量が増えたことが明らかになっています。本誌では当院の最高顧問である東京女子医科大学皮膚科学教室の川島眞主任教授が、ヨーグルトに関する肌のバリア機能改善を示した報告も掲載されています。
是非ご一読ください。