雑誌『美的』2017年8月号(6月23日発売 掲載ページP100)

特集:夏だからここまで差がつく美人と非美人「"うっかり焼け"緊急レスキュー!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪覚えておきたい、夏の日焼け豆知識≫
日焼け止めを塗っていても焼けてしまうのはなぜか?
日焼けして赤くなる人と黒くなる人の違いは何か?

【紫外線で肌が赤くなりやすい人は要注意!】
紫外線を浴びると肌が赤くなる人、赤くなった後に黒くなる人、赤くならず黒くなる人がいます。赤くなる人はメラニン生成力が低く、肌深部がダメージを受けやすいのでより念入りな紫外線対策が必要です。ヒリヒリする程度焼いてしまったときは、『ロキソニン』などの炎症を抑える市販の痛み止めを飲むのも効果的な裏ワザです。

【日焼け止めで防ぎきれないシミもある!】
太陽光線の中に含まれる、紫外線よりも波長の長い"ブルーライト"や"近赤外線"もトラブルの原因になることが、昨今の研究によりわかっていますが、一般的な日焼け止めには波長の長い光線をカットする効果がありません。気になる人は、近赤外線やブルーライト対応と表示された日焼け止めを選ぶようにしましょう。

【日焼け止めは万能ではありません!】
日焼け止めに表記されている数値は、肌が隠れる程厚く"盛り塗り"して測定したものです。実際に皆さんが塗っている量はその1/4弱で、数値に換算するとSPF50の日焼け止めもSPF5程度の効果になります。その防御時間は、約100分です。だからこそ、こまめに塗り直さない限り、どうしても日焼けしてしまうのです。
◎朝は2度塗りを!
朝のメーク前には、出来るだけたっぷり日焼け止めを塗るのがおすすめですが、1度に塗るとムラになるので、薄く2回に分けて重ねるのがコツです。
◎日中は2時間以内に塗り直す!
UVカット効果のあるBBクリームやファンデーション、UVパウダーなら、メークの上からも重ねやすく便利です。UVミストを使うのならたっぷりと使用しましょう。

ご自身の紫外線対策の参考に、ぜひご一読ください。

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