雑誌『レタスクラブ』2018年5月号(4月22日発売 掲載ページP68~69)
特集『実は老け見ポイントNo.1「もしかして、これってシミ?」と思ったらやること』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
【まずは、自分のシミをよく観察しよう】
ステップ1 チェックする場所はココ!
●超多発地帯
コメカミから頬にかけて
●やや多発地帯
耳手前からあごまでのフェイスライン
●もしかしてここにも!?な地帯
まぶた、くちびる、首、デコルテ
ステップ2 できているシミはどれに当てはまる?
●丸くて茶色い
日光性(老人性)色素斑と呼ばれるシミ。
紫外線を浴び続けた結果、年齢とともに輪郭や色が濃くなってきて、顔や体の露出部に出現します。
●小さくポツポツできている
まぶたを含み左右対象に細かくできているのはソバカス。早ければ3歳ごろからでき、遺伝的要素で発生し、日焼けによって濃くなります。
●もわんと広がっている
灰色がかった淡い褐色のシミで、肝斑(かんぱん)と呼ばれます。原因は女性ホルモンや擦りすぎなどの刺激が関与していると言われています。
●形は不揃いで赤茶色
ニキビや肌荒れなどで炎症を起こした部分が色素沈着してしまいシミになってしまうケース。炎症後色素沈着と呼ばれます。
【美人ドクターが教える「シミとは関係ない!?」と思ったら大間違い!やっちゃいがちなBad習慣を見直す】
肌は心や内臓の鏡!生活の見直しで若々しく
シミができるのは、紫外線の影響だけではありません。肌荒れや肌のこすりすぎなどによって炎症が起きると、肌を守ろうとしてシミができてしまいます。
また、心の状態も肌に現れます。ストレスでもメラニンは生成され、シミが増えることもあるのです。だからこそ、シミのケアには日々の習慣の見直しが大事です。
私たちは、20歳までにすでにシミになる紫外線を十分に浴びていると言われています。目で見て濃いと感じるシミはすでにできてから数年経っているシミ。レーザーでないと取れないことも多いですが、これ以上増やさないように予防はできます。毎日のスキンケアや食・生活習慣で少し意識を変えるだけ。特に食事は抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れることで肌をトータル的にサポートできます。
日頃ついついやってしまいがちなスキンケアや生活習慣をまずは見直してみましょう。
バッド習慣を見直しましょう
●乱暴なスキンケアになっている
ゴシゴシ洗顔や、化粧水をたたき込んでつけるのはNG。肌に刺激を与えすぎると炎症の原因に。ファンデーションや粉をつける時も優しくが基本です。ブラシでこすりすぎると角層が厚くなって毛穴がつまり、キメが乱れます。
●睡眠不足が続きストレス、イライラ...
ストレスをため続けてシミが濃くなるのは悲しいですよね。気をつけたいのは睡眠です。睡眠不足が続くとストレスがより増強されてしまいます。質の良い睡眠を心がけて、ストレスをためないようにしましょう。
●食べる順番を意識していない
白米から先に食べたり、甘いものを過剰に摂取したり、血糖値を急激に上げる食べ方をしていると肌が黄ばむ〝糖化ぐすみ〟がおきます。食事は野菜や海藻から食べる、ベジタブルファーストを心がけましょう。
●使う食材やメニューがマンネリになっている
食事ではビタミンA・C・Eの食材は必須。ビタミンAは肌代謝をアップ、ビタミンCはシミを防ぐ効果があり、ビタミンEはシミやくすみができにくい肌に。カラフルな野菜や果物、魚介類と肉、豆類、乳製品などバランスよく取り入れましょう。
*買い物のたびに思い出したい!ビタミンA・C・E食材
ビタミンA・・・ほうれん草、にんじん、卵黄、レバー、銀ダラ、ほたるいかなど
ビタミンC・・・ブロッコリー、パセリ、れんこん、カリフラワー、かんきつ類など
ビタミンE・・・かぼちゃ、モロヘイヤ、たらこ、いくら、あなご、ナッツ類
これからできるシミは、日々のスキンケアや生活習慣の改善で減らすことができます。バット習慣を見直し、紫外線や年齢に負けない透明美肌を目指しましょう。
できてしまったシミは化粧品では消えないので、レーザー治療が必要です。シミは種類によって複雑に治療法が異なるため、まず医師による適切な診断が重要。専門性の高い医師とシミの種類ごとに複数のレーザー機器を扱う医療機関がおすすめです。
是非、ご一読ください。
リンク
ピコレーザー
ジェントルレーズプロ
フォトフェイシャルM22
お悩みから施術をさがす シミ