雑誌『大人のおしゃれ手帖』2021年4月号 (3月5日発売)
特集「Good .Agingグッドエイジング通信」(掲載ページP94~P95)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。
日に日に春を感じるようになり、ますますマスク生活がしんどくなり、肌荒れを抱えている人も少なくないと思います。ひどくなる前の予防はもちろんですが、そもそもマスクが肌に合っていないというケースもあります。しっかりと原因を見直し、対策をしましょう。
【ムレや汗によって吹き出物、赤み、かゆみが起こりやすい】
春先になると、気温の上昇とともにマスクによるムレや汗など、冬とは違った環境になります。日常的にマスクをすることで、今まで起きなかった肌トラブルに見舞われることもあります。例えば、こもっているような吹き出物ができたり、汗の刺激によって赤みや湿疹珍などが出たり、乾燥が悪化してしまうなどの問題です。この様な肌トラブルを感じたら、適切なケアをすることが大切です。
■スキンケアを見直す
マスクによる肌荒れで一時的に肌が敏感になっていると、普段使っている化粧品がしみたり、かゆみが出ることもあります。その際は、肌に負担のない敏感肌用のコスメに切り替え、低下しているバリア機能をまずは立て直しましょう。『LA ROCHE-POSAY UVイデア BB』は肌にとけ、なめらかなつけ心地でうるおいが続くBBクリームです。うす化粧、日焼け止め効果、スキンケアの3つの機能性をもつコスメです。これ1本で、敏感になっている肌への負担を軽減できます。
■日焼け対策を徹底する
3月になると紫外線が上昇します。スキンケアだけでなくサプリメントなどのインナーケアも始めましょう。『ヘリオケア』は体の内から確実に紫外線と活性酸素からお肌と眼を守るサプリメントです。塗る日焼け止めだけではお肌や眼を完全に紫外線の害から守ることができません。塗る日焼け止めと併用し、内から外から万全にブロックしましょう。
■マスク選びについて
シルクやコットンなど、肌に触れても負担にならない素材がおすすめです。ウレタン素材は汗を吸いにくいのでムレやすいです。大きさは、鼻と口一が隠れるちょうどいい大きさを選びましょう。紫外線対策という意味で言うと、濃紺や黒など色がついたマスクがおすすめです。2枚重ねをすると通気性が悪くなってしまうので、1枚で充分です。まだもうしばらくマスク生活は続くかと思います。春から夏にかけては、ますますマスクの中はムレやすくなりますから、スキンケア、マスク選びを見直してみてくださいね。
【マスクで荒れない対策と荒れたときのお手入れ】
➢ スキンケア:一時的に敏感になった肌を立て直す
マスクをしているからといって日焼け防止にはなりません。外出する際は、BBクリームなどの日焼け止めで、ベースメイクと同時にできるタイプがおすすめです。また、UV対策として、からだの中からのケアも大切です。さらに、肌に負担が少ない敏感肌用のコスメに切り替えたり、乾燥している場合はバームなどの肌に浸透せず緋創膏のように保護するアイテムを使用するのもおすすめです。『セラミドバリアクリーム』は保水力に優れたセラミドやヒアルロン酸配合のクリームで、肌をやさしく保護してくれます。しっかり保湿して低下しているバリア機能を立て直してみましょう。
➢ 心がけたい生活習慣:規則正しい生活は美肌のベース
肌荒れを防ぐために、良質な睡眠も欠かせません。1日7時間前後を目安に、毎日決まった時間に寝起きしましょう。また、ストレスを溜めないことも美肌を保つコツです。ゆっくりと過ごす時間を確保しましょう。栄養バランスがとれた規則正しい食事と運動、食事はタンパク質・ビタミン・ミネラルを中心に摂る意識も大切です。ウォーキングなどハードすぎない運動をして代謝をアップさせ、肌にも良い影響を与える生活習慣を意識しましょう。