雑誌『週刊女性』2021年7月27日号

特集『だるいを軽いに!疲れが取れるちょいテク15』に慶田院長監修・取材記事が掲載されました。

■心身をリラックスさせる口角上げ&ストレッチ

♢口角は常に上げて、笑う
疲れ切った時は、スマホで娘たちの変顔写真集と顔芸ダンスを見て笑うようにしています。細かいことはどうでもよくなり、疲れが吹き飛びます。お笑い番組やYouTubeでコントを見るのも実は大好きです。
人は幸せだから笑うのではなく、笑うからこそ幸せだと感じます。笑いには免疫力を高め、血圧を下げ、痛みや疲労を解消する効果があるのです。
意外かもしれませんが、脳は簡単にだますことができます。なので、疲れた時は口角を上げて"笑顔"をつくるだけでも効果的ですよ。

♢ストレッチ&瞑想で疲れをリセット
瞑想は高ぶった交感神経を鎮め、副交感神経を優位にするので、睡眠の質を高める効果もあるといわれています。短時間だけでも行うと、緊張が緩和されるのでオススメです。私は、仕事終わりや寝る前のほんのちょっとの時間でも瞑想し、深い呼吸をして、体に意識を向けるようにしています。
また、ゆるやかなストレッチは、全身の循環を改善し疲労物質を排出させる働きが。身体の柔軟性を高め、筋委縮を予防することで疲れにくい身体に導きます。
自宅では、コンディショニングツールのストレッチポールを活用しています。上に乗って腕を回すだけで、肩こりがすっきりしますし、大腿内側、上腕内側、わきの下などを自重でグリグリマッサージすると固まった筋肉がほぐれ、本来の正しい姿勢に戻りやすくなります。

♢肉・魚をたっぷり!バランスのよい食事を
タンパク質は人の体を構成する大切な栄養素です。食事では、植物性、動物性ともにきちんと食べて、疲れにくい身体をつくりましょう。毎食、手の平一枚分の量が目安です。納豆や豆腐などの豆類、鶏、豚、牛、魚介類など、バランスよく食べることを心がけましょう。大豆や豚肉には代謝を高めるビタミンB群、鶏肉には疲労回復を促すイミダゾールペプチド、鮭には抗酸化作用の高いアスタキサンチン、牡蠣には代謝を高める亜鉛が含まれています。抗酸化作用の高い野菜類も一緒に食べることで、活性酸素が発生することで進む酸化="錆び"を予防し、健康な血管を保つ働きも期待できます。

クリニックの施術ですと、『高濃度ビタミンC点滴』、『脂肪幹細胞培養生上清点滴』、『NMN点滴』などを自分自身にも行っています。
取材と診療で、早出&残業が続くときにもうひと頑張りできるので助かっています。
ぜひご参考になさってください。