雑誌『美人百花』2022年8月号(2022年7月12日発売)
特集「ニッチなパーツ、見られる準備はOK?」(P100~105掲載)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。
頭のてっぺんからつま先まで、周りからは思っている以上に細部までチェックされています。手抜きや油断をせず、今一度正しい知識を身につけてしっかりとケアを行いましょう。
■実は見られている【顔の産毛】
顔剃りは肌を濡らしてから...というイメージがありますが、濡れた状態では角質が柔らかくなっているので深く剃りすぎてしまい肌を傷つける恐れがあり注意が必要です。自分で剃るならドライな状態のまま、肌に優しい電気シェーバーでふわっとなでて浮いている毛を剃る程度にしましょう。毎日剃らないと目立つという人は、クリニックでレーザー脱毛も選択肢に入れましょう。
■実は見られている【鼻毛】
鼻毛は外からの有害物質を絡めとり、体内に入るのを防ぐフィルターです。邪魔だからといってすべて除去してしまうと、感染症になる恐れもあります。鼻の入り口の部分だけをカットするか、レーザー脱毛をするのがおすすめです。
◇料金
『ジェントルレーズプロ』
・顔全体(ケミカルピーリング+VCAAローションパック付) 初回トライアル ¥28,000
鼻毛脱毛は上記コースのオプションで1000円/ショット
■実は見られている【背中のブツブツ】
背中がザラついてしまう原因の一つは、夏の紫外線による乾燥です。角層が厚くなり、毛穴の入り口が詰まりやすくなるためザラツキやニキビができやすくなります。そもそも、背中上部は皮脂腺が大きく発達した脂腺性毛包の存在するエリアなので、ニキビができやすい部分です。紫外線や汗の刺激、保湿不足、洗いすぎなど、悪条件が重なってさらにブツブツが目立つ方が多いです。まずは、忘れがちなUVケアと保湿をしっかりと行いましょう。いずれも自分では塗りにくい場所なのでスプレーやミストタイプのコスメも活用しましょう。
■実は見られている【肘(ひじ)の黒ずみ】
肘をつく癖があると、防御反応で角層が厚くなりメラニンも蓄積してしまいます。また、皮脂が少なく乾燥している部分なので、角化して黒っぽく見える場合もあります。いずれも黒ずみを消そうとゴシゴシこするのは逆効果です。月1回程度、クリニックで穏やかなピーリングケアを取り入れましょう。ボディーの黒ずみや角化によるごわつきには『ミラノリピール』、メラニンによる黒ずみには『ピコトーニング照射』を行います。ほとんどの方で2つの施術を同日に行います。
もしも、肘の皮膚が伸び、たるんでシワの影を拾って暗く見える場合は、『ヒアルロン酸注入』もおすすめです。通常片側2本(2ml)ずつ計4本(4ml)注入すると、ふっくら若返ります。
二の腕のブツブツが皮膚と同じ色か薄い赤色、茶褐色の場合、『毛孔性苔癬』と呼ばれる皮膚疾患の可能性があります。クリニックではケミカルピーリング+ジェントルレーズプロ照射+ジェネシス照射を組み合わせる『毛孔性苔癬集中治療』が一番人気です。また、赤みがメインの場合はケミカルピーリングと『フォトフェイシャルM22照射』、ザラツキメインの場合はダーマペン4などの治療で改善することができますので気軽にご相談ください。ホームケアでは『WiQoフェイスフルィド(8%グリコール酸美容液)』や『GAローション』などで角質を柔らかくするケアを併用します。
◇料金
『ミラノリピール(肘)』 1回 ¥12,000
『ピコトーニング(肘)』 1回 ¥30,000
『肘のヒアルロン酸注入』 2本セット¥110,000/4本セット¥180,000
『毛孔性苔癬集中治療』
※症状が出ている部位中心に施術 1回¥42,000/3回セット¥105,000
『WiQoフェイスフルィド(8%グリコール酸美容液)』 30ml ¥8,000
『GA(グリコール酸)ローション』 100ml ¥4,000
■実は見られている【うなじ】
ポニーテールや浴衣を着た時のアップヘアでさらされてしまう"うなじ"。大人っぽくすっきりした印象を与えるうなじは、細めのW形とされています。とはいえ、自分で整えるのは難しいパーツなので、クリニックに相談しましょう。理想の形を確認してテープでマスキングしたのち、レーザー脱毛を行います。
◇料金
『うなじ脱毛』 1回 ¥20,000
■実は見られている【かかとの角質】
かかとは最も体重がかかる場所なのでもともと、皮膚が厚くなりやすい場所です。さらにすり足がクセになっている人や体重が重い人は厚さが増して、ヒビ割れてしまう場合もあります。硬くなった角質はヤスリで優しく削り、しっかりと保湿をしましょう。あまりにも角質が厚い場合は、角質肥厚型の水虫の可能性もあるのでクリニックに相談しましょう。
■恋が発展する前に準備しておきたいケア【お尻の黒ずみ】
座ったとき体重がかかるヒップは、椅子との摩擦で黒ずみやすい部分です。また、下着のレーズやゴムなどが擦れることで刺激となることも黒ずみの要因です。普段はヒップをすっぽりおおうボクサーパンツで、予防しましょう。また角質が厚くて乾燥しやすいので、しっかり保湿も忘れずに行いましょう。
◇料金
『美尻集中治療』
ミラノリピール×ピコトーニング 臀部の黒ずみ部分 初回トライアル¥33,000
■恋が発展する前に準備しておきたいケア【おへそのごま】
おへその内部の深いシワは、皮脂と角質が混ざり合った汚れがたまりやすい部分です。無理にこすって掃除しようとするとただれてしまうので要注意です。ベビーオイルをなじませて汚れを柔軟にして浮かせたあと、綿棒でそっとぬぐうだけで、すっきりキレイに取れます。
※上記はすべて税抜き価格となっております。
是非ご参考になさってください。