雑誌『25ans』 2018年10月号 (8月28日発売 掲載ページP372~373)

特集『「ハッピーSMILE」のためのビューティ・トーク』
に掲載されました。

今回は、ボトックス治療を語る座談会。当院でボトックス治療をお受けになっている奥田雅子様と施術にあたった慶田院長、そしてボトックスに興味があるものの未経験でいらっしゃる藤間真由美様の3名による本音のトークが紹介されました。

しっかりしたカウンセリングで自然な仕上がりを目指す
さまざまなエイジングサインが気になり、コスメだけではケアが追いつかない。そんなときボトックス注射など美容医療を受けてみたいと思いつつも、能面のような顔になってしまうのではと心配になると、なかなか踏ん切りがつかないという声がきかれます。

●医師の技術が高く、カウンセリングを重視しているクリニックでは、ボトックスなどの注射治療を行う際は、周りから気づかれないぐらい控えめに施術していくのが基本です。当院は自然な美しさがコンセプトですので、いくら患者様の希望であっても、第三者の目から見て違和感が生まれてしまうと判断したら、施術を止めております。ですから、海外セレブの失敗例のような怖い顔になることはありません。
実際に当院で目尻とオトガイのボトックスをお受けになった奥田様の表情はとっても自然。
施術の前は不安もあったそうですが、医師の丁寧なカウンセリングによる施術にご満足いただきました。ボトックを注射することで、ナチュラルな表情を残したまま余計な表情ジワだけを緩和することができます。毛穴が引き締まって肌質までもつるんとなめらなかになるので、表情が無くなるどころか、逆に本来の明るい表情を取り戻すことができます。

パーツに合わせて打ち方を変えるとより自然な表情に!?
ボトックスの効果はシワを抑えるだけでなく、美肌にも効果的。部位ごとに注射する深さを変え、筋肉に効かせて表情ジワの動きを抑えたり、皮膚の浅層に少量ずつ注射してナチュラルに浅いシワを改善しながら、肌表面のキメハリをアップさせたりできます。

●人間の表情はたくさんの小さい筋肉で構成されていて、そのおかげで様々な表情をつくることができます。表情はコミュニケーションツールとして、とても大事なもの。まったく動かないのはいただけません。表情を残しつつ、少しの筋肉の緊張をゆるめる。それが自然に仕上げるポイントです。また、部位に合わせて打ち方を変えると、より自然な仕上がりになります。
たとえば、眉間のシワは皺眉筋を寄せて鼻根筋を下げることでつくられますが、あまり深く刻まれると人相が悪くなるので、筋肉に注射してしっかり動きを止めてもOK。女優さんでもない限り、眉間の動きが止まっても困ることはなく、見た目の違和感もありません。
反対に、目尻の小ジワや額の横ジワなどは表情を大きく左右する場所なので、繊細なテクニックが必要。深い層に打って筋肉に効かせすぎると、喜怒哀楽が表現しづらくなるので、ごく少量ずつを皮膚に浅く注射するメソボトックス法が向いています。
毛穴を収縮させてキメを整える効果もあるので、おでこをつるんとさせたい方にもおすすめ。また、頬の毛穴の開きや鼻の凹凸の引き締め目的で行う方も多く、皮脂量も抑えることができるので、テカリがちな方にも人気です。
"いったん始めたら足抜けできなくなる"と、まるで危ない薬のように思われることがありますが、作用期間は4ヶ月位なので、やめたければそのあとの治療を中止すればいいだけのこと。治療をやめたとしても、そこからゆるやかに加齢していくだけで、反動で一気に老けることはありません。

あごボトックスは美しい輪郭づくりにも効果的
あごは、目元や口元に比べて見逃しがちな部位。ボトックスであごの筋肉の収縮を抑えることで、顎先の輪郭を整えることができます。

●例えばシルエットクイズでは、影をみてそのものを想像します。シルエットでリンゴをリンゴとわかったとしても、崩れた形ではおいしそうだとは感じない。つまり、形から得る情報はそれほど重要といえます。
ボトックスは筋肉の緊張をとるもので、形に関係ない治療に使われることが多いのですが、おとがいに関しては、形を美しく整えることにも役立ちます。あごのシワを寄せるクセをとることで、梅干しジワで縮んだあごがスッとのびて、シャープで洗練されたフェイスラインに変わるのです。
ボトックス注射をしても消えないごく浅い目尻のシワやほんのちょっと開き気味の毛穴に関しては、自分が気にするほどには、他人は案外見ていないものです。ところが、あごは美しい印象を決める要。美しい顔立ちを目指すなら、決してないがしろにできないポイントなのです。

是非ご参考になさってください。

ボトックス注射(表情ジワ)

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