産経新聞朝刊(4月8日発売 掲載ページP19)

新常識「食べる肌ケア」でトラブルを予防』に慶田院長と最高顧問の川島眞教授の取材記事が掲載されました。

2015年3月23日に行われた、ヨーグルトと皮膚に関する講演「新常識!?食品でカラダの中から肌ケア」の取材記事が産経新聞に掲載されました。まず、慶田院長が「現代女性が抱える肌トラブルについて」と題した講演を行いました。ストレスによる腸内環境の悪化や、オフィスの乾燥により、乾燥肌とそれに伴うトラブルに悩んでいる人が増えているように感じるととし、乾燥肌で生じている皮膚の変化と、角層のバリア機能について解説しました。バリア機能を左右する要因についても触れ、乾燥肌の改善の為に重要なスキンケアの基本や生活習慣の改善方法を提案した。これに加えて、便秘女性の血中腐敗産物濃度が高く、角質水分量が低いというデータを示した上で、皮膚の健康のために腸内環境の改善が重要であると述べました。さらに、外からの乾燥対策だけでなく、中からのケアが見直されており、食事も摂る食習慣に加え、出す排便習慣の重要性を伝えました。健康な成人にLB81乳酸菌を毎日2週間摂取させると、悪玉菌が減少し、善玉菌が増加、腐敗産物が減少したが、中止して2週間経つと、腐敗産物はまた増えてきてしまうというデータからも分かるように、食べ続けることが大切と強調しました。

次に、東京女子医科大学皮膚科学教室の川島眞主任教授が登壇し、「ヨーグルトが変える腸内環境と肌機能」と題した講演を行いました。慢性便秘がある乾燥肌の成人女性に、ミルクセラミドとコラーゲンを強化したLB81乳酸菌ヨーグルト75gの連日摂取させたところ、排便回数の増加など腸内環境の改善に加え、乾燥による肌バリア機能低下が改善され、炎症の程度を反映する血清TARC値が低下し炎症が改善することが確認されました。とくに乾燥がひどかった人では、肌の水分量が有意差を持って上昇しました。さらに、ヨーグルトと一緒に摂ることで、ミルクセラミドの血中への吸収率が約2倍に増えることもわかりました。元来、肌にいいとされていたコラーゲンペプチドに加え、新たな知見が示されたミルクセラミド、これらが入ったヨーグルトによって、腸内環境と肌機能が改善されることが証明できました。乾燥肌の対策は内からケアの時代に入ったのです。

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