テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」9月1(火)OA
「知らなきゃ良かった」のコーナーに慶田先生が出演いたしました。
ビタミンCが日焼けに良いので、レモンをかじるという、女優の笛木優子さんが実践する美容法は正しいのでしょうか。実は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類やキュウリ、イチジク、セリ科の野菜(セロリ、パセリ、大葉、明日葉、パクチー、三つ葉)には光毒性のあるソラレンという成分が含まれるため、紫外線の感受性を高めてしまいます。
そのため、日の出ている間に摂取するとかえってシミや色素沈着の原因となる場合がありお勧めできません。笛木優子さんはとても残念がっていらっしゃいました。
米国では、柑橘類の摂取で紫外線による皮膚がんのリスクが高まるという論文も発表されています。もちろん、ビタミンCはシミの予防に有効ですが、ソラレンを含まずビタミンCの含有量が高い、赤キャベツ、赤玉ねぎ、パプリカ、小松菜、カリフラワー、キャベツなどが安心です。皮膚科専門医として正しい紫外線対策について解説しています。
ここからは、放送されませんでしたが、、、
実は紫外線対策は、事前にするのがベストで、あとから日焼けのダメージを無かったことに出来る成分はありません。ビタミンCとE、ルテインやリコペンなどをあらかじめ摂取しておくと、MEDを高め、日焼しにくくする効果はあるので、夏の間は特に気を付けたいですね。