雑誌『婦人画報』 2020年9月号(掲載ページP169)
特集「年々小さく、眠そうに、垂れていく私の目 これって『眼瞼下垂』?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
顔のパーツのなかでも最も強く印象に残るのが、目元です。歳を重ねるごとにその印象が弱くなり、ぼんやりしてきたことを実感している人は少なくないのではないでしょうか。マスク姿で人と接する機会の多い昨今、より目元のエイジングが気になる、という声も多く聞きます。そして、近年耳にすることが増えてきたのが、「眼瞼下垂」という言葉。目元のエイジングが進むと、見る機能にまで影響を及ぼします。人生100年時代、他人事ではない目元の老化について考えてみませんか。
■手術未満の眼瞼下垂対策
瞼の皮膚が伸び、かぶさってきて重いという人や、まだ手術は考えていないという人には美容医療の選択がおすすめです。
シワやたるみ、凹みには、それぞれ適した治療法がありますが、さまざまな症状が混在している40代以降は、一つの治療で解決するのではなく、いくつかの治療を組み合わせることで、より高い若返り効果が得られます。
当院で中でも人気の照射治療をご紹介いたします。
●照射治療(ウルセラリフト&サーマクールFLX)~世界が認める高いリフトアップ効果
横方向の引き上げと立体的な引き締め。進化した照射治療で総合的にケア
伸びて緩んだ皮膚の奥深くにアプローチしてたるみ改善を狙うのが、2つのマシンによる照射治療です。「ウルセラリフト」は皮膚のごく深く、筋膜や観帯にピンポイントで超音波を照射して、皮膚を土台から引き上げます。「サーマクールFLX」は高周波の熱エネルギーで真皮から皮下組織のコラーゲン線維や筋膜を収縮させて引き締めます。作用する深さや熱の加え方が違う2つのマシンの相乗効果でより高いたるみ改善を狙えます。どちらの施術もコラーゲン産生が促されるため、リフトアップとともに肌のハリ感やキメも高まります。 まぶたのたるみが気になるけれど、手術はもう少し先にしたい......と来院される方が多いですが、この2つを同時に照射すると相乗効果で満足度が高いので手術未満の美容医療としてトライする価値は一十分にあります。
「ウルセラリフト」は熱感や軽い痛みはありますが、直後の赤みは30分程度で目立たなくなります。効果のピークは2〜3カ月後です。「サーマクールFLX」は直後から引き締まりを実感できます。ともにダウンタイムはなく、効果は1年程度持続します。
目元全体が引き上げられて、ぼんやりと眠そうな印象に変化を与えます。施術直後はいまあるコラーゲンの収縮による引き締め効果が、その後は新しいコラーゲンの再生により、長期的に緩んだ皮膚がより引き締まります。
『ウルセラリフト』
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回(50代以降)
▼効果持続期間:6~12カ月
▼費用:チークリフト¥250,000(『サーマクールFLX』と同日購入で15%off)
『サーマクールFLX』
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回 (50代以降)
▼効果持続期間:6~10カ月
▼費用:300ショット¥315,000~(『ウルセラリフト』と同日購入で15%)
●『ヒアルロン酸注入』~緩んだ皮膚を土台からサポート
眼瞼下垂があり、額からこめかみの脂肪萎縮が目立つ場合、このエリアの骨上にヒアルロン酸を注入すると、前頭筋と眼窩靭帯を支え、眼瞼下垂の改善が見られます。長期的にはコラーゲンを増やすので、若々しい肌を保つ作用もあります。
是非、ご参考になさって下さい。