ヘルスケアアプリ『FiNC』2019年11月25日更新

特集「乾燥を招くNGスキンケア5 そのスキンケア、間違ってる!?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

毎日のスキンケア習慣で乾燥を悪化させていないかをチェック!よかれと思ってやっているスキンケアが、実は肌を乾燥させている・・・という可能性もあります。

【間違ったスキンケアを続けると乾燥が悪化!】
肌の潤いを保つために不可欠なのは、角層の『角質細胞間脂質』と『天然保湿因子(NMF)』、そして毛穴から出る皮脂と汗が混ざり合ってできる『皮脂膜』の3要素です。中でも角質細胞間脂質の合成が不足したり、失われたりすると、潤いが逃げていくばかりかバリア機能が低下して、ささいな刺激でも炎症を引き起こします。角質細胞間脂質は、肌をこするなど間違ったスキンケアによっても失われます。毎日のスキンケアで、乾燥を悪化させている可能性もあるんです。

【NGスキンケア法をチェック】
肌をキレイにするためのスキンケアなのに、効果がないばかりか、乾燥を悪化させているなんて本末転倒です。 "やりがちなNGスキンケア法"をチェックしましょう!

◆NGスキンケア① 洗顔ブラシを使って毛穴汚れを落とす
毛穴詰まりに悩んでいる人に人気の洗顔ブラシですが、ブラシの角が物理的刺激となってバリアが壊れる可能性があります。ブラシの先は毛穴には入り込めませんし、ブラシを使わなくても、キメ細かい泡の洗浄力で汚れはきちんと落ちます。
また、W洗顔の必要がないクレンジング剤を使っているのに、洗顔までするのは洗いすぎです。そもそもクレンジングでメイクが落ちた感じがしないとするならば、クレンジング剤として成り立っていません。

◆NGスキンケア② 化粧水は念入りにコットンパッティング
化粧水はなじませるだけで浸透するので、コットンパッティングにはほとんど意味がありません。何度も肌をたたいていると、その行為そのものが肌への刺激になります。だだし、ハンドプレスでじっくり押し込むのは、やや有効です。ひたひたに化粧水を含ませたコットンはともかく、少ない化粧水を含ませたコットンは繊維や毛羽立ちが肌への摩擦になる場合もあります。コットンを使うと化粧水の減りも早くなりますし、お金もかかりあまりメリットがありません。

◆NGスキンケア③ 丁寧にクレンジングマッサージ
クレンジング剤に含まれる界面活性剤は、メイクの油汚れを吸着して洗い流しやすくします。ただ、汚れだけではなく大切な保湿因子(角質細胞間脂質や皮脂)まで流してしまうこともあります。時間をかけてマッサージすればするほど、潤いは失われていきます。
クレンジングは本来、メイクを落とすだけのものです。顔全体にざっとなじませたら、小鼻や目もとなど立体的な部分は薬指を使って丁寧に。オイルの場合、約30秒で完了します。他のクレンジング剤の場合でも、長くても1分ほどで洗い流すようにしましょう。

◇当院で人気の『ナビジョンDRメーククレンジングオイル』銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥2,500(150ml)は、テクニック不要で毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができる高い洗浄力があります。主成分はハイブリットサフラー油、スクワラン。極めて酸化しにくいオイルで、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。

◆NGスキンケア④ 肌が乾燥するから朝洗顔はしない
朝洗顔すると、乾燥が加速するというのは思い込みです。洗顔後すぐに肌がつっぱったり乾燥を感じたりするのは、洗顔料が強すぎる、こすっている、そして洗い流すお湯が熱すぎるなどの原因が考えられます。肌は寝ている間にも皮脂が出ます。また、夜に塗ったクリームなどの油分が残っているので、朝は洗顔料を使ってきちんと洗いましょう。
朝晩2回の洗顔で、洗いすぎになることはありません。正しく洗顔をしないと、古い角質が上手く脱落せず、毛穴がつまりやすくなります。また、皮脂は時間がたつと酸化し、刺激物質に変わるので、放っておくと肌がくすませるなど、様々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。

◇『アクセーヌ リセットウォッシュ』銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥3,000(200ml)
泡状洗顔料で肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。保湿+角質柔軟効果のある天然多糖類の働きにより、肌をやわらかく整えます。また、角質除去成分「グリコール酸」の効果で、余分な角質を除去。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。

◆NGスキンケア⑤ クリームはごく少量でベタつき防止
せっかくクリームを塗っていても、みなさん圧倒的に量が少ないようです。
日本人はベタつきを嫌う傾向がありますが、20代後半になってくると油分も不足してきます。大人になると同時に、ケアを切り替えましょう。クリームはパール1粒大だと足りません。手が肌に"ペッタン"と吸い付くぐらいの量がおすすめです。肌がモチッとしているのは、ベタつきではありません。肌が潤う量をしっかりと使い、顔から首、デコルテまでしっかりなじませましょう。

◇当院では『セラミドバリアクリーム』銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥5,000(30g)が幅広い世代に人気です。潤いのある美肌に欠かせない「角層のバリア機能」に着目し開発した、天然セラミドを主成分とする当院オリジナル高機能保湿クリームです。水分保持力・抗炎症作用が高く、アトピー性皮膚炎、超乾燥肌、ゆらぎ肌の改善が期待できます。角層のバリア機能が整うことで、ニキビや肌荒れが出来にくくなり、キメと透明感が高まります

肌は乾燥してしまうと立て直すのがなかなか大変です。
老化を遅らせるためにも、インナーケアとスキンケア、両面からの意識を高めることが大切です。ぜひ自分の肌を見つめ、正しいケアでうるうる美肌を手に入れましょう。

是非、ご一読ください。

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