雑誌『Oggi』2021年10月号(2021年8月28日発売)

特集〝きれいな人は夏から秋に中身を更新していた。メイクポーチも「衣替え」しよう。コスメ&ビューティスキの働く美容賢者たちのこのこだわりこそ、きれいになれるヒントなのです。″(P163~170掲載)に慶田院長のポーチの中身が掲載されました。

【取材したみなさんのポーチの中身を見て分かった。夏⇒秋ポーチの最新トピックはこちら】
■調査結果
1. 美容好きのポーチは一年中使うアイテム+季節ごとに衣替えするアイテムの大きくふたつに分かれていた。
肌のコンディションや洋服に合わせてコスメを使い分ける美容賢者たちはポーチの中身ももちろん、そのときどきで入れ替えを行っていました。とはいえ中身を全て交換するわけではなく、常に使うアイテムと季節ごとのアイテムの2段構えになっていることが判明しました。

2. Summer→Autumn ポーチの衣替えの時期は、秋物の洋服を着始める8月下旬ごろ
中身の入れ替えは、洋服の衣替えの時期と一緒で、身にまとう色や素材の変化と共にメイクも合わせて変化させていました。具体的な時期としては、秋の素材や色の洋服を着始める8月下旬ごろが多い模様でした。

3. 夏と秋のポーチの重さ、実はほとんど変わらなかった。
制汗アイテムや日焼け止めなどジメジメと暑い季節の方が、荷物が多いのではと予測していた取材班でしたが、いざ中身を見せてもらうとその重さはほぼ同じでした。ちなみに、大きく変化した方は、夏と秋で131gの開きがありました。だれのポーチかは次のページ以降をチェック!

4. 秋に向けてINしたアイテムの共通項はズバリ保湿
衣替えするアイテムは人によってそれぞれながら、ベースはパウダリーからクリームタイプへなど、いずれもツヤ感をプラスするアイテムに変更していました。乾燥対策はもちろんのこと、季節に合わせて肌のトーンまで自在に変化させていました。

【紫外線対策&外出先の救急セットは念入りに。リップと香りを入れ替えてモチベーションもUPさせています】
Q.ポーチ選びのポイントは?
A.第一は清潔感をキープできるかどうかです。ナイロンなら洗えてお手入れも簡単、しかも軽いです。レザーやラメ、スパンコールなどのポーチも可愛いですが、重たく洗いにくいような気がします。小さいバッグのときは、小さくたためるマチのない布製のポーチに入れ替えています。

Q.メイクもののアイテムは、かなり厳選している印象を受けますが...
A.アイシャドウなどは朝にしっかり塗っておくとメイク直しの必要を感じません。かさばらないようにリップ、チークは兼用できるアイテムを入れています。ふだんの化粧直しもアイラインと眉を引き直すくらいなので、リップや香水で季節感を出すようにしています。

Q.アイライナー、アイブロウとも相当使い込んでいそうですね。
A.どちらも20年近くは使用しています。インウイのアイブロウはすでにブランド自体がないのですが、これ以上に気に入るものがないです。なくなると分かった時に本体を2本、替え芯を大量に購入しました。シャネルのルクレイヨンコールは芯が硬めで引きやすく失敗がないです。眼科の先生は嫌がりますが、粘膜にも描けます。ペンシルタイプでどんどん小さくなるので、長さが大・中・小とばらけるように3本くらいを併用して使用し、ポーチの大きさによって入れ替えています。

Q.薬の量が多いのは職業柄?
A.その通りです。鎮痛剤、点眼薬、抗生剤などなど。外出先や旅行先で何かあった時、きちんと処置ができるようにしています。

Q.日焼け止めは飲むのも塗るのも、一年中持ち歩いていますね。
A.美容皮膚科医としては「紫外線対策は一年中」、これが鉄則にして一番重要です。塗る&飲むタイプ、どちらも常備し徹底してケアしています。

ポーチに入っていた当院取扱い化粧品
・『セラミドバリアクリーム』(30g/¥5000)
天然セラミドを主成分にした当院オリジナルの保湿クリームを小さい軟膏容器に入れて持ち歩きメイク直しのときに使用しています。水分保持力や抗炎症作用が高く、肌がゆらぐ時季にもおすすめです。テクスチャーが良いので幅広い世代に人気です。

・『ヘリケア360° ミネラルトレランス』 (50ml¥4800)
飲む日焼け止めで知られる「ヘリオケア」から出ている、塗るタイプの日焼け止めです。ほんのり色づくタイプなので下地やファンデーションとしても使用可能です。シミ・シワの原因となる紫外線に加え、肌の深部に到達して皮膚にダメージを与える可視光線(ブルーライト)、たるみや赤ら顔を誘発する近赤外線もブロックします

・『ヘリオケア ウルトラD』(30日分/¥6000)・『ソルプロプリュスホワイト』(30日/¥5400)
飲む日焼け止めは、メラニン生成やDNA損傷からお肌と目を守る『ヘリオケア ウルトラD』と肌ぐすみ・しわの原因になる糖化も抑えられる『ソルプロホワイト』を2種類併用しています
「皮膚だけでなく、ナノ酸化ストレスも防ぐためパソコン作業など、ブルーライトで疲れた目もラクになります。

【OUT 夏が終わったらだす】
■ジューシーなラメ入りリップとトロピカルな香りで夏らしさを演出
昨年購入したシャネルのリキッドグロスは、明るめのピンクが血色感を増してくれるお気に入りの一本です。軽いラメ入りで、リップとチークに兼用できるのが便利です。香水は甘くトロピカルな香りが特徴のフエギア1833が夏の定番です。手元と首元でふたつの香りを分けることもあります。

【IN 秋が来たら入れる!】
■保湿バームで潤いケア。色づきプラスで秋のツヤメイクに
全身の乾燥が気になるこれからの時季は、バターのような重たいバームタイプの保湿『MediQOLスキンリピッドⅡ』を入れています。(本誌に掲載されている物はサンプル用の小さいものです。)
手で温めると、オイル状に変化します。セラミドそのもののような保湿剤なので、肘やデコルテの乾燥、リップとしても重宝しています。青みピンクのマットシェイカーは、ほのかな色づきが大人っぽく、唇と頬に使用しています。香水も秋らしいセクシーな香りを使い分けています。

皆様もメイクポーチの中に日焼け止めなどをお忘れなく。是非参考になさってください。


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