雑誌『PRESIDENT WOMAN』2017年2月号(1月7日発売 掲載ページP120~121)
特集『もう「疲れてるね」なんて言わせない!日々のお手入で、エイジレスな"美肌"をめざせ』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
忙しく働く女性は、日々のストレスに睡眠不足が重なり、心身の疲労はピークに!ストレスは肌にも悪影響を及ぼし、肌荒れや、シワ・たるみを加速させる結果に。実年齢より老けて見せてしまう「疲れ肌」、日々のケアでもっと輝く美しい肌をめざしましょう。
≪QOL(生活の質)を整える5原則プラス、肌力を高める適切なケアで、美肌に≫
ここ数年、乾燥肌、敏感肌に悩むワーキングウーマンが増えています。その原因となるのが、生活習慣の乱れや精神的なストレス。特に自分に厳しく、自身のQOL(生活の質)より仕事を優先する女性ほど睡眠不足になりがちなうえ、人間関係の悩みなども重なり、自覚がなくても心身に大きなストレスがかかっています。こうした日常的なストレスや睡眠不足は、腸内環境や自律神経といった体のさまざまな部分に影響を及ぼし、肌荒れを引き起こします。なかでも最近注目されているのが、肌の角層の下にある「タイトジャンクション」への影響。タイトジャンクションとは、健康で美しい角質を生み出すカギとなるもの。最新の研究では、ストレスや睡眠不足で皮膚温が下がるとタイトジャンクションの働きが悪くなり、角層のバリア機能が低下することがわかっています。
バリア機能が低下すると肌は刺激に敏感になり、ときには自分の汗さえも刺激に感じます。赤みや湿疹といった目に見える皮膚炎を起こしていなくても、軽微な炎症を繰り返すことでコラーゲンを破壊する酵素が増加。さらに肌が乾燥しやすくなり、エイジングが加速するのです。これを防ぐには健康美を叶える5原則「食事、睡眠、排せつ、ストレスコントロール、運動習慣」を意識すること。そのうえで、ストレスによるダメージをケアし、ご自身にあった基礎化粧品でお手入れをすることが大切です。最近では、タイトジャンクション機能の活性や、心理的ストレスによるダメージを内側からケアする成分を含んだ基礎化粧品も開発され注目されています。
自分の肌に触れるお手入れの時間は、とても重要。日々のケアで肌力を高め、ストレスによるエイジングに負けない肌をつくりましょう。
是非、ご一読ください。