雑誌『美ST』2017年5月号(3月17日発売 掲載ページP50~52)
特集「美白一生、シミ一瞬。去年の常識じゃ、そのシミ取れません!」
「施術後数ヵ月で黒くなるのは再発じゃなかった!シミとの闘いは"取ってから"はじまる!~」に慶田院長の監修記事が掲載されています。
2人の女の子のママでもある美ST 世代ドクター、慶田院長が、実体験に基づいた40代女性へのアドバイスをお届け致します。
シミを取った後の患部は1ヵ月ほど後に、黒くなってしまいます。でも、それはシミの再発じゃなくて、治療の刺激による色素沈着だったのです。シミとの闘いを「いたちごっこ」にしない秘訣は治療後の丁寧なケアにあります!
○一般的なレーザー治療後の経過をご紹介(Qスイッチレーザー照射など少しダウンタイムが強い照射法の場合)
◎1日目(当日)
治療直後の肌はとても繊細!患部はもちろん、その周囲の肌も敏感になっています。夕方に行くか、万全のUV対策をしましょう。紫外線を浴びると術後の回復や、その後の色素沈着への悪影響もあります。
◎2日目
術後2日は安静期間、抗酸化サプリで炎症を抑えましょう。
◎3日目
低刺激の抗炎症コスメを使ってみるのも手です。
◎4日目
術後のテープが自然にはがれたら、かさぶたが出現。
◎5日目
かさぶたが取れないように24時間保湿を心掛けましょう。
◎6日目
美容成分たっぷりのコンシーラーなら、隠す&保湿の一石二鳥。
◎7日目
肌が落ち着いてきたらインナー美白ケアの始めどき。
◎9日目
しっかり養生してきたかさぶたも10日前後でぽろり。
◎11日目
かさぶた後の肌は、第2の紫外線要注意期!かさぶたが取れた跡は治りかけの傷と同じようなもの。再生したてのピンク色の肌はバリア機能が弱いので万全の紫外線対策が必要です。
◎12日目
かさぶたが取れたら全力美白!スポットコスメで攻めの美白を。
◎15日目
ピーリングで代謝を上げるのも色素沈着対策に効果的!
治療半月ほどで再診し経過をチェック。今後はピーリングやフォトフェイシャルを重ねターンオーバーを促進し、治療後の色素沈着を防ぐためにメラニンを排出します。
◎30日目
しっかりケアをすれば1ヵ月で接近戦でも安心な白肌に!
【施術後のケアはタイミングが9割!】
レーザーを当てて、炎症がおこって、かさぶたになって、黒くなる......
レーザーなどによるシミ(老人斑)治療 後の肌は、火傷をしたような状態になっています。後日のケアが本当に重要です。一般的に、シミの治療をするとその施術による色素沈着で、半年間ほど患部が治療直後よりも一時的に濃くなります。医師の説明不足もあるのですが、それをシミの再発だと思っている方が多いのです。再発だと思って別のクリニックでさらにレーザーを当ててしまうと悲惨な結果に。この色素沈着はいわゆるシミと違って消えていくものなので、神経質になりすぎる必要はありませんが、患部の色素沈着を抑えるケアを心がければ、よりランクアップした肌を手に入れることができます。特別なことではなく 紫外線対策や乾燥対策をいつもより丁寧にし、抗酸化対策など内側からのケアをプラスすることが重要です。
≪銀座ケイスキンクリニックでのシミ治療≫
当クリニックでは、シミ治療のレーザー後の患部へテープを張らず、抗炎症の塗り薬を処方します。さらに内服としてビタミンC、トラネキサム酸、ビタミンE、 L--システインの4種を処方しております。
○当院でのシミ部分照射治療後の経過
<施術直後>
レーザー照射後のシミ患部は紅斑となり、周囲の肌も炎症を起こし赤くデリケートな状態 となます。
<3日後>
赤みが落ち着き、シミへの照射跡は茶色いかさぶたに。しっかり保湿対策が必要です。
<7日後>
かさぶたが取れて患部はピンク色に。とてもデリケートな状態なので紫外線に注意。
<3ヶ月後>
一度濃くなった色素沈着が薄くなってきた状況。美白剤で定期的にケアすることでさら薄くなっていきます。
シミ治療は一日では終わりませんが、しっかり丁寧にケアをすればきれいな白肌が手に入ります。
是非、ご一読ください。
銀座ケイスキンクリニックの『シミ治療』はこちらをご覧ください。