雑誌名「美ST」2019年9月号(2019年7月17日発行 掲載ページP52~P55)
特集「今日のほてりをくすみ→シミにしない30分回復ケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
急に日差しが強くなり"うっかり焼け注意報"が続々発令中です!予定外に歩いてしまった、日焼け止めの塗り忘れ等の、悲しいうっかり焼けも寝る前の迅速&適切なケアでなかったことにできるんです。美賢者とシミレス読者さんがリセット法を公開します。今年こそ後悔しない夏を過ごしましょう。
・日焼けをすると、"ほてり"→"乾燥"→"シミ"になる理由
日焼け直後は軽いやけどと同じ状態です。肌に炎症がおこり、細胞が傷ついてしまいます。
更に角質が乾燥して、肌荒れやゴワつきが起こりシミができやすい状態になります。
緊急ケアが必須です。
日焼けで受けたダメージを帳消しにすることは残念ながらできません。紫外線を浴び続けると、表皮ではバリア機能が低下し、本来の保湿機能も下がり、シミの元であるメラニンの過剰生成が起こりやすくなります。一方、真皮ではコラーゲンやエラスチン線維など繊維質の編成によってハリが失われ、シミやシワ、たるみの原因になります。
紫外線を浴びたその夜からケアしたもの勝ちです。日焼けをなかったことにするには①冷やす②保湿③美白の順で正しいケアがマストです。
・重点的に行うべきは日焼けタイプ別の弱点を制して白肌キープ
Type1.赤くなって黒くならない体質の方
一番危険なのが、このタイプの方です。メラニンが少なく色白で髪がやや茶色がかっているのが特徴です。ダメージを受けやすくシミになりやすいので、まずは冷やすことを徹底しましょう。ほてりが治まったら、クリームやバームなど、肌に浸透せず、皮膜効果のあるアイテムで保護しましょう。水分は染みることもあるので控えて
ただし、冷やしても炎症が治まらない、痛みがひかない場合は、速やかに皮膚科医の診察を受けてください。
Type2.赤くなって黒くなる体質の方
日本人に最も多く色素沈着しやすいタイプ。日焼け後は水分が喪失して敏感になり乾燥が強い状態です。肌への刺激を避け、普段より多めの保湿で肌の保護を心がけることが大事です。
当院オリジナルのモイスチャライザー『セラミドバリアクリーム』は、天然セラミドが主成分で、乾燥の気になるお肌や、敏感に傾きやすいお肌をやさしく守ります
角層のバリア機能が整うため、使い続けることで、キメと透明感が高まります。
Type3.赤くならずに黒くなる体質の方
実は一番丈夫な肌の方がこのタイプです。メラニンが多く、髪が真っ黒でこんがり小麦色になるのが特徴です。炎症がおさまったら、紫外線ダメージを修復しながら肌色を戻す美白ケアをしていきましょう。紫外線を浴びてメラニンができるまでには、細胞レベルでいくつかの段階があります。黒くなる肌の人には、早い段階でメラニンの生成を抑えるタイプの美白ケアが有効です
『ルミキシルクリーム』には、シミの原因メラニンの生成に関わるチロシナーゼの働きを抑える作用があります。刺激性アレルギー反応を誘発しないことが確認されているので、ハイドロキノンがあわない方にも、安心して朝・夕ご使用いただけます。
当院では、最新の機械を使用した「シミ・美白治療」を行っていますシミなどの日焼けトラブルは、適切な治療を行うことで見違えるほど明るくきれいにすることができます
日焼けの炎症が落ち着いたら、「ピコレーザー」 「フォトフェイシャルM22」 「ジェントルレーズ・プロ」 でメラニン排泄を促すケアが効果的です。
毛穴や小ジワを改善しハリも高まるので、総合的なエイジングケア効果も期待できます。
肌質改善治療とセットになっている肌の代謝を上げる「ケミカルピーリング」は、古い角質も除去できるので、日焼け後のゴワついた肌を滑らかに整えます。
紫外線を完璧に防ぐのは難しいですが、「日焼けした後どうするか」が肝心です。未来の肌は今日のケア次第で変わってきます。「冷やす、保湿、美白」のアフターケアで、将来の美肌を育てましょう。
是非ご一読ください。