雑誌 『steady.』2021年10月号(2021年9月7日発売)
特集「長く続くマスク生活&紫外線ダメージで肌トラブルが急増!マスクLIFE強化の秋スキンケア100問100答」(P20~25掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されています。
夏の肌ダメージが出やすくなる秋は、スキンケアの見直し時季。特に今年は長引くマスク生活で肌荒れに悩む人も増加中。肌のお悩み別におすすめの解決方法を、美容の専門家の皆さんが解説しています。
【PART01秋の基本スキンケア編】紫外線ダメージや外気の乾燥など、肌トラブルが増える秋は、基本スキンケアから見直すのが正解!
Q.秋になるとくすみが悪化する原因は?
A. 紫外線ダメージの他、様々な肌ダメージが原因に!
メラニンくすみは、夏の紫外線ダメージが主な原因。紫外線以外にマスクによる炎症も関係します。また、夏のさっぱりしたスキンケアによる乾燥ぐすみ、夏バテによる栄養不足や睡眠不足など、精神的・肉体的な肌ダメージによって角層が厚くなるゴワつきくすみなどもあります。
Q.秋のくすみ肌、具体的な対処法は?
A. くすみのタイプに分けたケアを心がけて!
角層のゴワつきくすみには酵素洗顔やピーリング作用もあるもので、角層を溶かしてあげるスキンケアも有効。夏場保湿を怠っていた人に多い乾燥くすみは、保湿を重視したケアにシフト。また食事も大事です。脂が足りないとセラミドが作られないのでしっかり良質な油とタンパク質も摂り、腸内環境も整えましょう。メラニンくすみは、美肌系のスキンケアの追加や美容医療で治療することもおすすめです。
Q.秋のゴワつき肌、主な原因は?
A. 紫外線ダメージ、マスクの刺激、汗や皮脂による角層への刺激、栄養不足な夏の食事、睡眠不足、暑さによる肉体的なストレス、顔を洗いすぎるのも原因のひとつです。
Q.ゴワつき肌にはスクラブが有効?
A. NO!
物理的な力でこすり落とすのは肌を痛めつけてしまいます。なぜゴワついているのか原因を探り、やさしく保湿をし、酵素やフルーツ酸など化学の力で穏やかに整えましょう。
Q.夏のダメージが溜まった肌におすすめのインナーケアは?
A. きちんと食べて栄養を摂る!
夏の偏った食生活で栄養が足りない人も多く、食事の見直しも大事です。まずはしっかりとタンパク質を摂り、発酵食品を毎日摂取するのもおすすめです。
Q.秋に肌の調子が悪くなるのは夏冷えも影響する?
A. YES!
冷房などで夏冷えしている人が多くいます。冷えで血液の循環が悪くなると栄養も酵素も届かなくなるので、肌の代謝にも影響があります。また冷たいものばかり飲食するのも冷えの原因となります。夏も湯船に浸かって身体を温めましょう。
Q.秋枯れ肌は老化のサイン?
A. YES!老化は、炎症が繰り返すことで進む!
酸化ストレスやタバコの副流煙、マスク荒れなど、皮膚の表面で炎症が起こることで老化が進行します。軽い湿疹でもしっかりとケアを行いましょう。
Q.秋のくすみ肌、美容皮膚科でキレイになる?
A. 『マッサージピール』などがおすすめ!
通常の『ケミカルピーリング』もノーダウンタイムで角層の代謝を整えるので鉄板ですが、コウジ酸の作用で美白させつつ、真皮のコラーゲンの再生を促進する『マッサージピール』は、ダウンタイムもなく、価格もお手頃で効果実感も高く人気です。浸透性の高い薬剤をマッサージしながら塗るだけで、透明感とハリのある自然な肌になります。
【PART02 乾燥・敏感肌編】マスクのお悩みで一番多かったのがニキビなどのマスク敏感肌。適切なケアを心がけて!
Q.マスクで肌荒れする原因は?
A. 物理的刺激、精神的なストレスもあり、肌のバリア機能が低下するから!
マスクのこすれ、過剰な汗や皮脂などの物理的な刺激はニキビを増やし、マスクに保湿成分が吸い取られると乾燥します。また、精神的なストレスでバリア機能が低下し、さらに肌荒れが起きやすい状態になります。マスクの着け外しなど些細な刺激でも炎症を起こす人が増えています。
Q.マスクがぶれの基本の予防方法を教えて?
A. 自分に合うスキンケアと規則正しい生活が基本です。
Q.長引くマスク生活でターンオーバーも乱れる?
A.ターンオーバーは加齢の影響の方が大きい!
マスクで皮膚の温度が上がると皮脂量も増え、ニキビも増えていきますが、ターンオーバーの乱れは加齢、睡眠、食事、ストレスの影響が大きいでしょう。
Q.マスクにガーゼをはさむのは有効?
A. 汗を吸ってくれるため、不織布マスクより肌にもよく有効です。
Q.マスクで乾燥しがちな肌へのおすすめスキンケア方法は?
A. こまめに保湿剤を塗り足して!
濡れたタオルなどでやさしく吸い取ってから、メイクを落とさずつけられるような保湿成分を含むものをきちんと塗り足すことが大事です。
Q.マスクニキビができたらどうする?
A. 皮膚科にいきましょう!
軽症でも痕になるリスクもあります。今はいいニキビ薬もあるので、皮膚科医に相談した方が早く治ります。また、ビタミンB2、B6、Cを摂取したり、マスクを外す時間を増やすことも大切です。
【PART03 たるみ・シワ編】長引くマスク生活で、"マスクで肌がたるんだ"と感じる読者も急増中!ハリのある美肌を目指そう!
Q.マスクでほうれい線が濃くなったと感じるのはなぜ?
A.意識の変化も大きい!
人に見られるという刺激は大切で、顔の表情筋もマスクで目まわりしか動かさないような状態だと衰えてしまいます。歌い手さんなど顔を見られる職業の人は、表情筋を正しく使っているため老けにくいといわれています。
Q.ほうれい線対策でおすすめのケアアイテムは?
A.コラーゲンを増やすレチノールが入ったものがおすすめ!
深いシワや輪郭の崩れなどの構造は、スキンケアでの改善は難しいですが、浅い織りジワであればレチノール配合の美容液などで改善が期待できます。当院では医療機関ならではの高濃度レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』(16g¥6,500 銀座ケイスキンクリニック取り扱い)が人気です。
Q.肌の血行不良もマスクたるみに影響する?
A.大きく首を回して血行を良くして!
吸った酵素は血液によって身体に運ばれるので、血流は巡っている。首や腕をゆっくり大きく回す、肩甲骨を寄せるなどもよいでしょう。
Q.マスクたるみ、ほうれい線に効果的な美容医療は?
A.気軽にできる『スマスアップ』がおすすめ!顔のシワ・たるみ・ボディの部分痩身にスピーディーかつ即時的にアプローチできるアンチエイジングトリートメントマシン。皮膚の深部有効な高周波と、局所電気刺激を同時に用いて、コラーゲンの生成や筋肉の動きを活性化させ、基礎代謝もアップ!痛みや腫れなどのダウンタイムもなく、施術後のメイクも可能だから気軽に受けられると人気です。
【PART04 毛穴の開き編】マスクで特に悩んでいる人が多かった"毛穴開き"。毛穴が引き締まったキメ細かい肌になるコツを紹介!
Q.マスクの影響で毛穴開きが悪化することもある?
A. すごく影響します!
まず、マスクで皮膚温が上がると皮脂量が増えるという正式なエビデンスデータも出ました。また、マスクで蒸れることで精神的なストレスが加わり、さらに毛穴も開きます。生理周期も影響して、暑い夏は特に毛穴開きに悩む人が増えています。
Q.紫外線が毛穴開きに影響することもある?
A. あります!
紫外線のストレスでも皮脂量が増え、紫外線ダメージへの防衛反応で角層が厚くなり毛穴の入り口が閉じると、ニキビの原因にもなり悪循環が続きます。
Q.顔のムダ毛処理も毛穴に影響する?
A. 剃る行為で角層がダメージを受け、毛穴が目立って見えることもあります。
Q.毛穴を放置するとどうなる?
A. 毛穴開き自体は悪いことではない!
ただ皮脂によって角層が乱れている場合は整える必要があります。皮脂量が多すぎて毛穴が開きやすい人は、乾燥肌の人よりもしっかりとした毛穴対策が必要です。
Q.顔は毛穴トラブルが起きやすい?
A. YES!
ニキビの発生減となる脂腺性毛包は、顔や、胸、背中の上部分に多い。脂腺性毛包は、大きく発達した複数の視線を備え、皮脂分泌を活発に行っているだけではなく、毛穴の入り口が詰まりやすい構造になっているのが特徴です。
Q.毛穴を埋めるのにブラシは有効?
A. NO!
硬いブラシを何往復もさせるのは肌に刺激を与えます。道具を使うのならやさしいタッチで、1回でふんわりとメイクすることを心がけて下さい。また、肌への刺激が少ない熊野筆など、できるだけ上質なものを選ぶことも大事です。
Q.毛穴対策におすすめのインナーケアは?
A. 腸内環境がいい人は肌の調子もいい!
肌の水分量はインナーケアで変化します。特に腸内環境を改善すると肌状態も改善するので、食物繊維と発行食品を積極的に摂取することがおすすめ。例えば、ぬか漬け、みそや納豆、キムチなどから3種類くらいの発酵食品を毎日連続して食べるのも◎。また適度な運動も大切です。
Q.毛穴におすすめの美容医療って?
A.毛穴対策には『スカーレットS』がおすすめ!
『スカーレットS』は、針刺激による創傷治癒効果と高周波の熱効果を融合させた最新式のリフトアップ治療機器。過剰な皮脂量を抑制するので、毛穴が引き締まりニキビも減ります。また、細かい部分に照射できる点も魅力で、若い人なら、鼻~頬のパーツ照射も有効です。
・スカーレットSトータルリフト(※生え際~顔全体・フェイスライン~顎下)トライアル¥80,000(税抜き
)
・スカーレットSフルフェイス(※顔全体・フェイスライン~顎下)トライアル¥72,000(税抜き)
・パーツリフト(額・目周り・両頬 各1部位)トライアル¥30,000(税抜き)
是非、ご参考になさって下さい。