雑誌『STORY』 2020年9月号(掲載ページP196)
特集「真夏のマスク前提メークは顔の上下半身で別の顔」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
■「真夏にマスク」の今年。マスク選びの正解&正しいスキンケア法は?
春以降、急増しているマスク皮膚炎を防ぐために気をつけたいのはまずマスクの選び方です。通気性の悪いナイロンやポリウレタン製より、絹や綿などの天然素材が肌にはおすすめです。使い捨ての不織布マスクをご使用の場合は、マスクの内側にガーゼを1枚挟んでください。汗をかいたら交換できますし、摩擦も軽減されます。そして、帰宅後はすぐに洗顔をして保湿をしましょう。
マスク内の汗は長時間放置すると刺激物となり炎症の原因になります。3密ではないところではマスクを外して換気し、汗はすぐに拭き取りましょう。
やさしく肌を擦らないように、ティッシュや濡らしてしっかり絞ったハンカチでおさえてください。外回りなどで、汗をたくさんかく方は可能であれば水洗顔で汗を洗い流し、長時間汗が肌の上に残らないように気を付けましょう。
抗炎症作用のあるトラネキサム酸、セラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など水分を抱え込む働きのある保湿成分を含むクリームを重ねてうるおいをキープしましょう。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(¥5,400)が、バリア機能を高め、肌をやさしく守るので人気です。水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら、重すぎず塗り心地がよいので、顔から体まで全身に使用している方が沢山います。
■肌トラブルを起こしにくいのはどんなマスク?
・買い替えのしやすさや薄さを考えると、不織布が便利!
・綿や絹など天然素材の布タイプが吸湿性が高くおすすめ!
・硬い生地は避けて、肌当たりのいいものを選ぶ!
・通気性のよさも重要!内部の熱や湿気をきちんと逃がすかどうかもチェック!
■肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです!
プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。一方、真皮では線維芽細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンの産生が高まり、肌にハリや弾力をもたらします。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。
また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。
計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
『フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。
是非、ご参考になさって下さい。