WEB『日経ウーマンオンライン』(2017年2月9日掲載)
特集「VIO脱毛のQ&A 温泉で浮かない医師おすすめデザインは。自分の介護見据えてVIO脱毛を「しておく」 クリニックの選び方は?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
読者の関心度が高いVIO脱毛!「痛いの?」「どれくらい通えばいいの?」「アソコを見せるのは恥ずかしいのだけど...」といった疑問に、慶田院長がお答えします。また、VIO脱毛のおすすめ人気デザインも参考にしてください。
脱毛に関する読者アンケートでは、VIOラインの脱毛に興味を持っている読者がたくさんいました!
【おすすめデザイン Vは間引き、IOはツルツル】
脱毛未経験者からは、「実際、ツルツルにするのは恥ずかしくないでしょうか...」という声も。確かに、日本には温泉文化があるので、完全にツルツルにするのは人目が気になる人もいますよね。そこでおすすめは、「Vラインは毛量を減らし間引く感じにして、I・Oラインはツルツル」のデザインです。また、Vラインの形状はトライアングル形と楕円形の人気が高いです。
【どのくらい通えばいいの?】
どれくらいの頻度でレーザー照射をすると、どの程度毛が減るのでしょうか?脱毛する部分は照射前にあらかじめ剃毛しておきます。照射後、1カ月ほどするとまたジョリジョリと生えてきますが、生えてくる毛が細くなるのを実感できます。1カ月半に1度のペースで5回ほど照射すると、ぐんぐんと減っていく感覚があります。肌色や毛の太さ、毛の密度にもよりますが、VIOラインを完全にツルツルにするには、8回程度の照射が必要です。ただ、3回程度でも全体の毛がやわらかくなり、毛を剃ったあとのチクチク感が軽減されるのでオススメです。毛量が多い人は、残す部分の毛もすべて一度照射して減らした後、生え具合を見ながら形を決めて整えて行く方法がおすすめです。
【読者の素朴な疑問に回答】
VIO脱毛に興味はあっても、恥ずかしさや痛みの不安で踏み出せない人も多いのでは? 読者アンケートに寄せられた疑問・不安の声について、慶田院長がお答えします。
Q.デリケートゾーンを人に見られるのが恥ずかしいです...
A.皮膚科医は見慣れているので安心してください。恥ずかしいという気持ちは分かります。ですが、私たちは皮膚科医なので、老若男女さまざまなデリケートゾーンを診察しています。一般病院の皮膚科では、1日100人近くの患者さんを診察しますが、3割がプライベートパーツの診察を含みます。ナプキンかぶれなどの診察も、実は婦人科ではなく皮膚科医の担当です。みなさんが想像する以上に、私たち皮膚科医はデリケートゾーンを診察しているので、気軽に何でも相談してください。
Q.VIOラインの脱毛をするのは、どの世代の人が多いですか?
A.30~40代の人が多いです。脱毛デビューの部位としてはワキが人気で、次に腕・脚と進める人が多く、これらは20~30代の人が多いですが、VIOラインは30~40代の人が多く、経験者にすすめられて興味を持つ人が多いようです。『生理時に快適』『自信を持って水着を着られるようになった』という声が多いですね。また将来的に、介護を受ける立場になったとき、デリケートゾーンの毛はない方が清潔を保てるので、そういった意味ではいくつになってからでもVIO脱毛はおすすめです。私自身も脱毛済ですが非常に快適に過ごしています。
Q.VIOは痛みがあると聞いたので心配です...
A.色素沈着が多くデリケートな部位なので他の部位に比べて痛みがあります。レーザーは黒い部分に反応するので色素沈着が多いデリケートゾーンは他の部位より痛みがあります。また、痛みに敏感な部位でもあります。クリニックでは照射前に塗るタイプの麻酔を行うことでかなり軽減できます。デリケートゾーンは皮膚が薄いので麻酔の浸透がいいこともあり、これまでに、痛くてギブアップした人はいません。
Q.クリニックの選び方の目安は?
A.皮膚科専門医かどうかで選ぶのもひとつの目安です。特にVIOはやけどのリスクが高いので、エステではなくクリニックで受けて頂きたいと思います。クリニックを選ぶ際は、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医であるかどうかも一つの判断基準だと思います。さらに、レーザー専門医の資格も取得していれば安心です。
Q.肌が弱いのでVIO脱毛を行うのが心配です...
A.肌が弱い人こそ皮膚を傷めないためにレーザー脱毛を。皮膚が弱い人やアトピー性皮膚炎の人こそ、医師の管理下でレーザー脱毛がいいでしょう。自己処理によってかみそり負けをしたり、肌を傷めたりしないためにもおすすめです。
次回は、初めてのVIO脱毛にチャレンジした体験記をお届けします。
当院『レーザー脱毛』はこちらを参考にお問合せ下さい。
是非、ご一読ください。