WEB『VOGUE JAPAN』 2020年11月29日掲載

特集「自分自身を肯定し育てる、スキンケアと美容医療【実録トランスジェンダー美容part2】」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

男性に生まれ、現在は身体も戸籍も女性として生きるNさんは、性別適合手術と女性ホルモン療法で"違和感"を拭い去り、心と体がしっくりと一致したといいます。繊細な声や柔らかな物腰、しなやかなロングヘアも魅力的ですが、とにかく驚くのは、つるんとなめらかな透き通る美肌です。Nさんこだわりの美容法のひとつとして、当院で行った注入療法『ヒアルロン酸注入』と『ボトックス注射』が紹介されています。

男性は女性に比べて眉骨がしっかりしていて、額がゴツゴツしているので、ヒアルロン酸製剤を額からこめかみに面状に注入し、丸みを作ると柔らかで女性らしい雰囲気になります。
額が丸くなることで、相対的に眉骨も目立たなくなり、コンプレックスが一気に解消されたと喜んで頂きました。そして、慶田院長の提案により、顎先にも少し注入したことでで輪郭をすっきり補整。当院で行っているヒアルロン酸による『美人顔デザイン注入(トータルフェイシャルトリートメント)』は、個人差の大きい骨格や加齢変化を解剖学的にとらえ、その方に最適な部位に適正量注入することで、『自然なリフトアップ効果』とバランスの良い『美しい顔』を叶えます。少女の額の丸み、頬のアーチ、顎のラインなどは、建築やデザインの世界で理想とされるS字の滑らかな曲線""Ogee Curveオージーカーブ"と一致します。この美の黄金比を意識しながら、注入デザインをミリ単位で微調整します。

また、Nさんは元々あごが小さく、オトガイ(下顎骨の先端部)の梅干しジワにもお悩みでした。オトガイ筋に『ボトックス注射』をすることで、梅干しジワを寄せる癖を修正し、筋肉を緩め滑らかな状態にしました。ヒアルロン酸注入との相乗効果で横顔の輪郭も整い、横顔美人の条件とされる、理想のEラインに近づくことができました。Eラインとは、横から見た時に鼻先からあご先を結んだラインのことで、このEライン上に鼻先・唇・顎先がある、あるいは唇が少し内側に位置することが理想とされています。
当院はトランスジェンダーの美容医療もお受けしています。ご本人の希望を伺いながら、経験のあるドクターがアドバイスを行い、理想の美を叶えてまいります。

◆ヒアルロン酸注入 1本(1ml) 
初回トライアル ¥75,000

◆ボトックス注射 あご(オトガイ)
アラガン社製 ボトックスビスタ 初回トライアル¥25,000
コアトックス 初回トライアル¥20,000

是非、ご参考になさって下さい。

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